発   生   工   学   研   究   室

NATIONAL INSTITUTE OF GENETICS
Mammalian Development Laboratory

TOP   ACCESS   SITE MAP   ENGLISH

NEW RELEASE

最新成果一覧

体節の分節境界の形成には、Ripply2によるTbx6の分解が重要
2015-04-27
体節形成にはTbx6-Mesp2-Ripply2という3つの因子の関係が非常に重要です。これまでTbx6の抑制にはMesp2の機能が必須であることは分かっていましたが、今回その機能にはMesp2の下流因子であるRipply2が直接関与していることが遺伝学的解析から明らかになりました。論文タイトルは、Segmental border is defined by Ripply2-mediated Tbx6 repression independent of Mesp2. Dev Biol. 2015 Apr 1;400(1):105-17.
この研究は助教の安島さん、ポスドクの二宮さんとの共同研究です。
未分節中胚葉の免疫染色により、Tnx6の境界がRippoly2によって形成されていることが明らかになった。
東大の大学院生として4年間相賀研で研究してきた趙薇さんは、3種類のトランスジェニックマウスを作製しRipply2の機能を明らかにしました。特に重要なマウスはMesp2の遺伝子座にRipply2をノックインしたマウスです。このマウスではMesp2がないにもかかわらずTbx6の分節境界は形成されますが、実際の細胞の分離は起こらず、その機能にはMesp2の下流の他の因子がかかわっていることも証明できました。



Copyright(C) Division of Mammalian Development National Institute of Genetics All Rights Reserved.